Classic

2017年10月 8日 (日)

ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタルへ行く 2017/10/7

横浜みなとみらいホールへ行ったのは今回が初めてであり、横浜は仕事で行って以来でめったに行く機会がなかったらから楽しみにしていた。

開演前に近場でランチをとり、席に座ったのが結構時間ぎりぎりだった。
演奏曲はバッハにベートーベンにショパンと私がこれまで聴いてこなかった曲ばかりだっかが、やっぱり私はブレハッチはショパンがいいかな。
客層は幅広く、杖をもった御高齢の方までおりましたね。いい音楽聴くためには私もこうでありたいと思ったね。音楽聴くのに年齢は関係ないからね。
それに感じたのが女性客、ちょっと多くねえ?って思いましたが。
今度はブニアティシヴィリ行きたいと思っているが、仕事を休んで行けるだろうか?

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2014年12月10日 (水)

Motherland Khatia Buniatishvili

バッハの音楽は、なぜか聴いてて落ち着くが、穏やかで平和な世界。一曲目としては最適だろう。

1. J・S・バッハ(エゴン・ペトリ編).『カンタータ第208番』~アリア「羊は憩いて草を食み」
2. チャイコフスキー.『四季』Op.37b~「10月」
3. メンデルスゾーン.『無言歌 嬰ヘ短調Op.67 - 2「失われた幻影」』
4. ドビュッシー.『月の光』
5. カンチェリ.『When Almonds Blossomed,』
6. リゲティ.『ムジカ・リチェルカータ』~第7番
7. ブラームス.『3つの間奏曲』Op.117~第2番 変ロ短調
8. リスト.『子守歌』S.198
9. ドヴォルザーク.『スラブ舞曲集Op.72』~第2番 ホ短調
10. ラヴェル.『亡き王女のためのパヴァーヌ』
11. ショパン.『練習曲集』~嬰ハ短調Op.25 - 7
12. スクリャービン.『練習曲集』~嬰ハ短調Op.2 - 1
13. D・スカルラッティ.『ソナタ ホ長調K.380』
14. グリーグ.『抒情小曲集Op.57』~第6番「郷愁」
15. トラディショナル(ブニアテシヴィリ編).『Vagiorko mai / Don't You Love Me?』
16. ヘンデル(W・ケンプ編).『組曲ト短調HWV.439』~メヌエット
17. ペルト.『アリーナのために』 

まだまだ20代にしてこのこの選曲。ありがたいことに私の知らない曲がいっぱいだね。

作曲者それぞれ一曲ずつ選ばれ全部で17曲。ぼーっとして聴いていても気持ち良くなってくるような演奏をしているが、じつに繊細で奥の深さを感じさせるピアノである。ピアノのタッチもとてつもなく美しい。繊細な表現の静謐な演奏なんだけど、それがやたらBuniatishvili自身の私的な雰囲気を漂わせている。これは内面から溢れ出てくるものなんだろう。私個人的にはカンチェリや、ラヴェルからスクリャービンの流れ、トラディショナル(ブニアテシヴィリ編).あたりが堪らなく感じた。だが、一曲だけ(あるいは自分の好きな曲だけ)取り上げて聴くという聴き方もいいけど、やっぱりじっくりと全曲通して聴くべきだろう。よくまとまっており、完結している印象を受けた。

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2014年11月24日 (月)

Chopin The Complete Preludes Rafal Blechacz

「これは」と思うアルバムがぜんぜんないと思っていたら、新譜じゃないけどいきなり来た。しかし、Chopinなど特別好きでも何でもない私がそうなってしまったのだから分からない。それがBlechaczだったか。

2012年のDebussyのブレハッチも素晴らしかったけど、これはそれ以上。まさか自分がショパンを聴いてこれほど感動できるとは思いもよらなかった。これは2007年発売であるが、この時に聴けなかった自分が悔しいくらいである。

やっぱり、ジャズだけ聴いてて満足しているのはかなり勿体ないと思うのがこういう時だね。

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2014年8月17日 (日)

Waldstein

今年はなぜかBeethovenのピアノ・ソナタ21番Waldsteinをよく聴いている。私の場合、毎年何曲かはハマってしまうくらいに気に入る曲を見つけるが、クラシックでこんなにリピートして聴くのも珍しい。昔はよくBruckner No.5の第二楽章だとか何度もリピートして聴いてたっけ。

それで21番Waldsteinを何枚か購入してみて、今のところ自分に一番しっくりと来たのが古い録音ではWilhelm Backhaus、新し目ではAndras Schiffが良かった。思ったほどダメだなと思ったのが評論家の間で評価が高く、おそらく一般的に人気があるだろうと思われるPolliniだった。ダメというか私はPolliniの演奏で気に入っているものがほとんどない。これは相性なんだろうか?私はこういう時、ダメなら持っててもしょうがないからと処分してしまう方だが、一度捨てても忘れたころにPolliniだとまた買ってしまう恐れがあるからそれは止めた。それで私が気にしたのは打鍵であった。PolliniのWaldsteinは強靭なのはいいが、私にはどうもうるさく聴こえてしまい、落ちついて聴いてられない。ところがSchiffは強打してもうるさくは聴こえない。だから美しい余韻に浸れる。録音の良さもあるのかもしれないが、Backhausの録音は1958年と古いんだよね。他にはAlice Sara Ottは悪くなかったが、力強さがないから平坦な印象となってくる。Arrauはゆったりとしているので、もっとメリハリが欲しくなる。Brendel、Gilels、Ashkenazyあたりは悪くなかったが、特別素晴らしいとは思わなかった。

ということで、私が今のところ満足している演奏はSchiffとBackhausの2枚でAmazonで言えば☆五つとなる。

Photo

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2014年5月25日 (日)

Debussy Szymanowski Rafal Blechacz

Debussy

「Pour le piano」 「Estampes」 「L'lsle joyeuse」

もともと「ピアノのために」と言う曲はリズミカルな曲でもあるが、ブレハッチのピアノの滑らかなタッチのリズミカルな表現は爽やかであり、いずれの曲もあっさりと流れてしまう感がある。しかし、これはいたって聴きやすさに繋がっているし、わたしにはかなり新鮮に聴こえた。これなら眠くはならないで聴ける。録音も良好なのでなおさら気に入った。

Szymanowski

「Prelude and Fugue in C sharp minor」 「Sonata in minor」

このピアニストの録音もSzymanowskのピアノ曲も初聴き。「Prelude and Fugue in C sharp minor」 「Sonata in minor」 どちらもSzymanowskの初期の作品なので、ショパンとスクリャービンの影響を思わせるものはあるものの、わたしにはこのころからすでに神秘的な響きがあると思って聴いた。なので、まだ聴いていない中期から後期の作品を聴いたら、かなり神秘的で難解な作品に感じるであろうか。

ブレハッチは昨年もリサイタルで来日しているが、いずれは聴いてみたい(それもまだまだ若いうちに)と思うピアニストである。あとは演奏曲のレパートリーを増やしてわたしの好きな曲をやってくれるかどうかだろう。これからも大いに期待できると思わせるに十分な録音だった。

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2014年5月13日 (火)

Hommage a Messiaen Pierre-Laurent Aimard

『8つの前奏曲』はまず曲名がすごい。2曲目とか「悲しい風景の中の恍惚の歌」っていうんだから。「鳥の歌声」と言われている『鳥のカタログ』なんか、正直何これ?って感じの不気味さもあり、奇異に聴こえるが、面白いと言ったら面白いとも言える。

スコア通りに正確に演奏するのは至難の技だというが、その「至難の技」を、聴く方はちゃんと真剣に聴かないといけないだろうか? わたしはそんな風にじっくりと向き合っては聴けない。この手の音楽はふつうに流し聴きでもよしとするが、自分がどういう感じ方をするのかを見るために、また聴こうとしたりしそうである。メシアンのピアノ曲は初聴きであるが、他の作品も聴いてみたいと思わせるものはある。

 『8つの前奏曲』
1 「鳩」
2 「悲しい風景の中の恍惚の歌」
3 「軽快な風刺」
4  臨終の瞬間」
5 「夢の中の触れ得ない音」
6 「苦悩の鐘と別れの涙」
7 「静かな嘆き」
8 「風の中の反射光」

  『鳥のカタログ』
9 「ヨーロッパうぐいす」
10 「もりひばり」

  『4つのリズムのエチュード』
11 「火の島Ⅰ」
12 「火の島Ⅱ」

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2014年5月 1日 (木)

D845 & D960 

シューベルトのピアノ・ソナタのこのふたつの組み合わせは良い。このピリスの昨年リリースされた2011年録音の演奏は、合わせて83分にもおよぶが、冗長さをまったく感じさせることなく聴くことができる。聴き手を魅了し引き込んでしまう演奏なのであるが、シューベルトの音楽とは、長くても演奏が素晴らしければそういった音楽だとも言える。

はじめは車の中で聴いてしまったが、当然ながらカー・ステの音は深みのある音は出ないので、この演奏の素晴らしさの30%も理解できなかった。楽曲自体の素晴らしさをあらためて気付かせ教えてくれるような演奏こそ私は聴きたいのであるが、それがまさにこれだった。このピアノ・ソナタは素晴らしい、シューベルトそのものである。これを聴けば、ピリスが世界最高のピアニストのひとりであることが分かる。余計な装飾や解釈を排し、シューベルトの音楽と一体となって聴こえてくる。これはただの美しいとかの、そういったレベルではない。この感覚を言葉では表現するのは難しい。はじめてアファナシエフのD960を聴いたとき、一体このトリルは何?と思ったが、同じ音楽なのにピリスだとこんな前向きで柔和な響きがするものなのかと思う。音楽とは奥が深い。

Maria Joao Pires Schubert D845 & D960 

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2014年3月17日 (月)

まさか No.30 まで聴けるとは思わなかった

サントリーホールは本当に久しぶりだったが、けっこう道は覚えていた。眠くならないように睡眠も十分にとり、聴くことだけに集中できるよう心がけた。

東北に捧げるコンサートと題されたアンドラーシュ・シフのピアノリサイタルであるが、今回組まれたプログラムは「6つのバガテル」「ピアノ・ソナタ第32番」 「ディアッベリの主題による33の変奏曲」 の三曲。シフが今回選んだピアノはベーゼンドルファー。

演奏する順に32番を真ん中に持ってきていたが、これは聴く立場にとっては私的にはいいと思った。だが、何なんだろうね、32番の二楽章がもう少しで終わろうかということろで、信じられないことが発生。この不幸はあえて書かない。ここで詳細を書いたところであまりにもバカバカし過ぎて仕方ないから書けない。ありえないことが起きてしまったのである。

しかし、それでもこの日のサントリーホールをわたしは選んで良かった。結局はそんなありえないまったく不幸な出来事を忘れさせてくれるほど素晴らしかったからである。わたしは苛立ったし、今回の最大の目的は32番を聴くことにあったが、立ち去ることはできなかった。この場に最後までいることが重要に思えたのである。シフはアンコールにバッハのゴールドバルグ変奏曲アリアを演奏し、そのあと東北への想いを語ってくれたが、なんと最後にまたベートーベンに戻って終わりにしたいと言ったのである。

シフは黙って椅子に座り弾きはじめた。シフは想いを馳せながら、30番を全楽章演奏したのである。ベートーヴェン・ピアノ・ソナタで32番と同じくらい30番が好きな私は、これで感動しないわけがない。

シフはどの曲も演奏を終えたあと、深く沈黙し、お祈りをしているようだった。

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