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2015年4月13日 (月)

Going Home Joey Caldrazzo

ピアノトリオのスタジオアルバムでのリリースは15年ぶり。それにしても長かったね。少し前にLive盤が出ているが、これがいまいちピンと来なく、まったくと言ってもいいほど聴きこめなかった。それて、今作を聴けば私にとって今のカルデラッツォはどうなのか、これではっきりするだろうと思い、早めに予約を入れて注文したわけであるが。

一曲目を、まずまずかな、なんて思いながら聴いたが、しかし、アルバムとは一曲目が大事で、私の場合、カルデラッツォに限って言えばの話だが、「まずまず」ではだめなんだな。やっぱり最初っから「これだ」って来てほしいね。それだけ私の中でのColumbia盤『Joey Calderazzo』の評価は高く、大のお気に入りとしてこれまで聴いてきているので、感覚的にこうなってきてしまう。2曲目でBranfordが客演しているけど、出来は悪くはなかったとは言え、できれば入れてほしくなかったんだよねぇなんて思ってしまったのは私だけなんだろうか?(ちなみに今作は最後にソロピアノで閉められているが)。やっぱり、久しぶりなんだから全部ピアノ・トリオでやってほしかったね、それも完成度の高いモノを、と聴く前から私がカルデラッツォに相当期待してしまっているのが自分でもよく分かった気がした。3~4曲目まで聴いてこのアルバムはこんなかんじなのかなと、どうもイマイチ入っていけない自分がいる。ドラムスのAdam Cruzと私の相性もあるかな。

5曲目、これが素晴らしかった。今カルデラッツォがやろうとしているもののひとつの理想の形として表現されているピアノトリオ演奏がこれなのかなと思いながら聴いた。旋律的には名曲「Catania」を思わせる。

しかし、6曲目が5曲目とはまったく異なる曲調の演奏、どうもリズムが私に合わない。このあと「My Foolish Heart」のバラード演奏ですかあ?って、私はここでもどうしても素直に入り込めない。「My Foolish Heart」はBill Evans Trioでの超名演があるから、自信持って入れてきているハズなんだろうけどね。

Joey Calderazzo、変わったかねえ。そりゃ15年もの年月が経てば変化するのは当然として、その変化をどう捉えるのかは、結局、リスナー次第ってことなんだろうか。

私自身の好みも以前とは変わってきているというのもあるんだろうが、私がここでリピートして聴きたいと思う曲は「Legend」しかなかったのである。最後のソロなんかより、もっとスピード感のある演奏入れてほしかった。ってことは、昔のほうが良かったってことになってしまうようである。あのLive盤が好きになれなかったのは録音の悪さが原因ではなかったんだろう。このあと、何でだろうなとClumbia盤を取り出しては聴いてしまったのであった。

今年はお気に入りのアルバムがなかなか現れない。思うようにたまっていかないようである。

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