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2014年11月28日 (金)

『The Road to Red』を聴く

ちょうど半分くらい聴き終えたところであるが、King Crimsonと言えど演奏に出来不出来のバラつきはあるものなんだなあと思ったのが正直なところ。

「Exiles」でのFrippのギター・ソロだとか、なかなか良いと思ったものがないもんだね。すべての演奏が「最高」と言えるものばかりではないのは当然と言えるが、これはいいかなと思ってもいきなり演奏がぶっつりと切れてしまったり、あるいは急に始まったりもあるわけで、最高に当たる演奏がわたしが思っていたほど少ない。ただし「Fracture」はどこでもかなり安定して素晴らしい演奏をしているように思う。

1973~74年のLive盤「The Great Deceiver」がCD4枚組なわけである。私がこのころのKCのLiveのベストのひとつと思っている演奏は、Disc 2&3に収録されているStanley Theatre, Pittsburgh, PA (April 29)でのLiveで、これは過去にも「The Great Deceiver」ですでに収録されリリースされている。ここでは非常に集中力の高さを感じさせるKC最高レベルの演奏が聴ける。

ということで、私的にはDisc 1~12までのLiveは、Stanley Theatre, Pittsburgh がベストということにしておこう。

「The Road to Red」にせよ最近出たばかりの「Starless」せよ、演奏内容録音共に良いものもそうでないものも全部出してしまおうということなんだろうが、このBoxがいくらディスク24枚の物量であっても、コスト・パフォーマンス的に見てわたしはそんなに優れているとは思えないし、すべてのKCファンに勧められるものでもないだろう。けど、やっぱりこのようなものが存在することを知ってしまうと、まず聴いてみたい(あるいは所有したい)と思うのがファンというものである。わたしのようなThe King Crimson Club Collectorsで出回っているような音源をあまり持っていない者にとっては有り難いことかもしれない。これを手に入れたのなら、1974年Live盤ブートものに関しては余計な買い物を回避できるという考え方もあるだろうから。

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