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2014年9月21日 (日)

Serenity Thierry Lang

わたしはチャーリー・ヘイデンの曲「Ellen David」 が正直あまり好きになれない。全然良い曲とは思っていない、それがThierry Langの演奏の手に掛かると(もちろんピアノ・トリオによる演奏だけれども)素晴らしいと思えてしまう。だから、わたしはこの一曲目でもうこれはやられたという感じになってしまった。曲の良し悪し、好き嫌いで語れないのがジャズたる所以。この曲でわたしがいいと思える演奏は今のところこれだけである。今後、これよりもっと気に入る演奏が現れるとはとても思えない。この曲の終わり方を聴くと、もうこれは完璧というしかない。これだけとっても何とも言えない気分にさせられた。一曲目から2曲目の間にある約16秒間の沈黙がまったく長く感じない。それはそういう演奏をしているからであり、必要な時間なのである。

PercussionのAndi Pupatoはやや控えめであるが、これまでThierry Langのピアノ・トリオであまり感じなかった三者との一体感がある。でも、やはり主役はThierry Lang。弾んだ曲が一曲あり、欲を言えばもう一曲ぐらいスピーディーな演奏も入れてほしかったが、けっして退屈することはない。録音も優秀、十分満足できるレベル。

De20dee5 

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