Quando M'Innamoro.... in Duo Franco Ambrosetti / Dado Moroni
Roberto Livraghiというわたしのまったく知らないイタリア作曲家のSongbook。久しぶりにしみじみとしたデュオを聴いた。
ここのところすっかりジャズを聴かなくなっていたが、新譜には注目しないわけにはいかない。それで都内某ショップ店内の棚に置かれたもので興味を引かれたものがこれだった。これを手に取り、何か他にも良いものないかと中古新品問わずに眺めていたところ、偶然にもこのアルバムが店内に流れてきて、お陰でしっかり試聴できてしまった。なかなかいいタイミングだった。お店もコレをお勧めの一枚に選んだのだろうか?このような偶然は初めてであるが、さすがに嬉しいものである。
モロニと言ったらイオナータとのデュオ『Two For Duke』も素晴らしかったが、このアンブロゼッティとのデュオもまたなかなかなものである。まず音楽の雰囲気がいい。楽しく語り合っている感じなので、変な緊張感もなくてよろしい。それに品位があり、奥ゆかしく幅のある演奏。まあ、このふたりならこのくらいのことはやるだろうけど、こういうのはもう一枚ほしいと思うくらい素晴らしい演奏だった。今年のお気に入りやっと4枚目で、そのうちデュオ作が3枚となった。
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